日頃保育園の運営に対して、色々と悩みを持っている青年会議のメンバー。

その一つに「組織づくり」です。

今回は、チームビルディングを事業として全国の保育園をまわっていらっしゃるチームビルディングス株式会社 中島様、千葉様をお招きし、「組織づくり」をテーマに研修を開催しました。

その時の様子などを書いていきたいと思います。

 

研修概要

内容

「青年会議の今後の在り方を考えながら、ファシリテーションの基礎を学ぼう」

こんなテーマにしました。

青年会議は46歳までの若手が集まる会です。

しかし、年齢の幅があったり、経験の幅があったり、役職の幅があったりします。

そのような様々なバックボーンを持つメンバーが集まっている団体です。

そのため、青年会議の在り方というお題をもとに実際に会議をファシリテーションしていただきました。


 

進行について

  1. 自己紹介
  2. 目的の共有
  3. この会議の約束を決める
  4. 青年会議の現状について
  5. 青年会議のこれからについて
  6. アクションプラン決定

以上のような流れで進みました。

話し合う際は以下のような手順で進みます。

  1. 2人組みでアイデア出し
  2. 2人組みの中で発表をまとめる
  3. 全体で共有
  4. 全体を総括する

話し合うグループはかなり小集団になっていることがわかりますね。


 

内容について感じたこと

今回の話し合いですが、各園でイメージすると職員会議に近いと想像してみてください。

これだけのことをやって会議を行っている園はありますでしょうか?

おそらくないと思います。

流れで共有事項、検討事項を話し合っていくのではないでしょうか?

特に「若手の意見がなかなか出てこない

こんな悩みを持たれる方も多いと思います。

自己紹介や、約束を決める、小集団(2人組み)を活用することが解決するためのヒントかもしれません。

ぜひ園で活用してみたいですね。
 

研修を受けて青年会議の今後の取り組み

今回のテーマ「青年会議の今後の在り方」でした。

話し合いをする中で「既存会員のエンゲージメントを高めるには?」というお題が出てきました。

これまでの青年会議は主に役員が中心に企画や運営をしてきました。

そして、研修などを開催しても参加割合は2〜3割程度です。

日頃自園の保育で忙しいこともあると思いますが、もっと良い研修のあり方があるのではないか。

そう考え、「研修に関するアンケート」を取るところから始めることとしました。

その際はGoogleアンケートなどを活用していくなどICT活用も進めていきます。

また、これまで全体への主な連絡手段はFAXや手紙でした。

もっとインタラクティブに連絡が取り合えるような環境の整備も進めて行くことになりました。

現在どのようなツールを導入するかは検討中です。

また決まり次第運用方法や結果についてはこちらのブログで更新していきたいと思います。
 

最後に

新たな一歩を踏み出せたのもチームビルディングス株式会社 中島様、千葉様のファシリテーションがあったからだと思います。

そして、それぞれの話し合いの中でそれぞれが感じていることをしっかり表現できたからでもあります。

これから名古屋民間保育園連盟青年会議は少しずつ変わっていきます。

ぜひ名古屋の保育を明るくするべく、若手中心にできることを増やしていきたいと思います。

もし、一緒に名古屋の保育を明るくすることに興味のある保育園関係者はお問合せください。